2巻以降の感想も書いていきます。
(1)5話のパフォーマンス
これ、ここまで1巻に入らなかったのもったいない!!!!!!
「地下」に落ちたメンバーが一丸となり、
パフォーマンスを発表する話。
とはいえ、地下の皆の気持ちがまとまって
一生懸命練習したからといって
審査員からベタ褒めされるわけでもなく、
普通に「頑張ったけどそこまでだね」の評価しか受けられていない。
脱落がある作品ってそういうところにゾクゾクします。
まあ地上から落ちてくる人もいるんですけども。
レイジさんのこと、これからもあまり感想でも書かないので
そんなに好きではないのかな?と思われそうなんですが
「俺が教えたんだ「負けたら俺の責任だ」の独白のところ
ほんとに好きです
センセーはかっこいい。
(2)推しは双子だと思ったでしょ!?
いや、まあファン兄弟も推してますけど…?
ということで、1巻最後で全員の名前がみえたときに
「ファン・シウ」「ファン・ヨンウ」の名前があったので
兄弟(双子)かな?と思っていたキャラの片割れ
「ファン・シウ」が6話で地下に落ちてきました。
丁寧語で少し不器用な日本語(「わからないでした」)」、
この時点で可愛いですが、
キャラとして好きになったのは7話以降ですかね…
むしろその場面では、彗が韓国名のシウを見て
「意味わかる?チーム分けじゃんけん」
と声をかけたシーンで
また彗の株があがってしまいました。
周りの様子をしっかりみていて上げるところを上げて行ったり
気ぃつかいなんですよね。
「鬱屈している中学生」はワガママでひねくてれいる
というのがありがちなんですが
「鬱屈したままで気をまわしすぎな子どもになる」というのが
またちょっとリアルで悲しくもあり彼の長所にもなっている
というのが複雑です。
(3)シウとアカリにはシナジーがある
7話です。絶対にみんなこういうぶつかり合いが好きです。
私はBLが苦手なので
じゃあボーイズアイドルオーディション漫画なんて読むなよ
ていわれそうなくらい
そういう見方をされてるひともおおいジャンルにハマるのは危険なんですが
好きになってしまったのはしかたないです。
(まああまり検索したりしないので実際にこの漫画をBL的に
読んでいる人がどのくらいいるのかは知らないですけど…)
なので私が言う「組み合わせとして良い」は
ニコイチとかケミ的とかコンビ的な意味として読んでほしいです
「自信無いことをヒトのせいにしないでください」
というシウの正論攻撃に
泣いて逃げ出してしまう「椿木灯」(つばきあかり)。
一つ前のSTAGEチーム戦でもシウと灯は同じチームで
意見のぶつかり合いで力を出し切れていなかった様子。
こういうのみんな好きですよね、私も好きです
といった感想です!!
アカリが泣いて逃亡し部屋に閉じこもってしまったために
寝る場所がなくなり、彗の部屋に来るシウ。
「(アカリのこと)どっか褒めたげないと」という彗の助言に
「んー でもシウは嘘をちゅくのが苦手です」
と返したときに
(つまりアカリの態度に褒められるところがないと
思っていて、かつ自分のせいで相手が泣いた、
自分が悪いことをしたと思っていない)
「あ、私の推し決まったかもしれない」となりました。
この時点では暫定1位推しがシウでした!!
あと圧倒的に可愛いですし
圧倒的に可愛いです
ヨンウと双子かどうかってこの話数までには
はっきりと書かれていないんですけど
「兄弟」という表記と
並んでパフォーマンスしたときの過去描写で身長体格が同じため
このときには双子だと判断してました!
(4)でも本当の推しは金子皇太朗(かねここうたろう)です
いや7話まででコータロの良いところほとんど出てない
(なんだったら好かれない描写しかない)と思うけど
良いキャラなんですっって!!!!!!!!!
実際に好きになったのはもうちょっと後になり、
このあたりでは「神セブン(上位7人)」の中に
自信満々な表情の黒髪いたなー
くらいの認知度でした。
「シウはこの人より歌が上手いです」
「プリンス(?)にシウが勝ちます」
星をたくさんもらった神セブンといえども
『全員歌がうまい』わけじゃないという気づきになった
皇太朗の歌へたシーンです。
自信満々に歌っている(のを他チームから「プリンス(笑)」と名付けられている)
のがキュートです。
奇しくも7話、そして8話の表紙絵で
「推しVS推しの絵面が出てくる」という事態になりました。
(5)神セブンVS地下チーム がもたらした結果
漫画を実際に読んでもらいたいので
あらすじを書き出すだけにしたくはないのですが
コータロが自信満々なだけのキャラじゃない(一応実力はありそう)
というのがわかってよかったです。
このあたりでシウのことが好きになっていたので
1話を読み返したりして
扉イラストにいないので脱落組かなー!?と嘆いたり
よくみたら扉イラストにいるのは神セブンだった(コータロはいた)とか
「誰が脱落するのか!?」を意識しはじめました
日本語では丁寧な言葉しか話さないシウが
独白では(韓国語で)「ふざけるな」と言っているのも
ぐっときましたね。
終盤で(日本語で話すとたどたどしい丁寧語なだけで)
韓国語では普通の男子ですよ、という話があって
そういうところだよな、と感じたりしました
ところでですが
ここでシウが眞人から★をもらったこと、
もっといえば「地上にいたときのチーム戦で
アカリと組んでしまい、ケンカになってしまい
パフォーマンスが発揮できなくて地下に落とされたこと」で
作品内の視聴者は「(無事に勝ち残っていった)ヨンウより
チームでケンカして落ちて上がってきたシウ」のほうが
認知度が高くなっていたと思います
いわゆる「カメラに抜かれる回数が多い」「他メンバーと絡みが多い」
「撮れ高がある」状態になっています
この作品自体が創作物であるマンガなので
「最初からそう作者が描くつもりだった」といわれたら終わりなんですが
ヨンウとシウの能力が仮に初期の時点でまったく同じだとしたら
この時点ですでに分かれ目だったんじゃないかな、と考えています
視聴者としたら知らない外国人でしかないわけで
(同じ顔がいればとくに)
どういう行動をしたか、どれだけカメラに映っていたか
性格にクセがあればあるほどキャラ理解が深まるわけで
そう考えるとシウは撮れ高で喧嘩していたわけではない
(本気で「嘘をつくのが苦手です」の精神でぶつかっただけ)
のに実際に撮れ高が発生していた
終盤で出てくる
「アイドルとして」(全員デビューさせられるわけではない
オーディション番組で)誰を残すか?の概念を考えずにはいられません
直接的なネタバレはしませんが、ばれていたらごめんね。